NVIDIA、純利益14倍だと!?

半導体大手エヌビディアが好調な四半期業績を発表し、生成AIが活況を呈す中、同社製GPUの需要増には終わりが見えない。

エヌビディアの決算

半導体大手エヌビディアは、2024会計年度第3四半期(23年8~10月期)の決算で、売上高が前年同期比約3倍の181億2000万ドル(約2兆6900億円)、純利益が約14倍の92億4300万ドル(約1兆3700億円)となり、売上高、純利益ともに市場予想を上回りました。

データセンター部門の売上高は、AI向け半導体の需要増により、前年同期の約38億ドルからほぼ4倍の145億1000万ドル(約2兆1600億円)となりました。

ただし、米政府による対中輸出規制の影響で、中国向けの受注が減少する見込み。同社は、米政府の新たな性能基準を下回る、3種の半導体の開発・製造に着手しました。

それでも、エヌビディアの業績は好調に推移しており、時価総額は1.2兆ドルに達しました。

好業績の理由

エヌビディアの好調な業績は、AIブームが背景にあります。AIの活用は、データセンターやクラウドサービス、ゲーム、自動車など、さまざまな分野で拡大しており、エヌビディア製GPUはこれらの分野で広く採用されています。

また、エヌビディアは、AI分野での技術開発を積極的に進めており、競合他社との差を広げています。

今後も、AIの活用が拡大していくと予想されるため、エヌビディアの業績は堅調に推移していくでしょう。

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