THEO運用成績(2022/8/18)
WealthNaviと同時に、ロボアドTHEOをはじめてみました。THEOは、診断結果をもとに231通りの中から一人ひとりにあったポートフォリオで運用が行われるロボアドです。
THEOの独自性は、3つの機能ポートフォリオ
THEOは、性質の異なる3つの機能ポートフォリオを組み合わせてポートフォリオを構築します。ポートフォリオ診断を元に投資目的を診断し、機能ポートフォリオの割合を決定されます。
機能ポートフォリオは3つあります。
① 長期的に高いリターンを狙う「グロースポートフォリオ」
② 相対的に安定的かつ着実にリターンを狙う「インカムポートフォリオ」
③ 株式との相関を避けてリスクの軽減を狙う「インフレヘッジポートフォリオ」
目的別にポートフォリオを組む方式がユニークですが、これは世界最大級の年金基金であるCalPERS(カリフォルニア州職員退職年金基金)が取り入れて世界的に賞賛を集めた仕組みとのこと。なんだか理論が難しい。。
機能ポートフォリオ別の特徴
機能ポートフォリオ別の特徴は以下のとおり。
① グロースは長期的に高いリターンを狙う。世界中のさまざまな株式ETFを中心に投資。
② インカムは安定的にリターンを得るために、債券ETFを中心に投資。
③ インフレヘッジは、日本の物価に対する影響が大きい輸入物価指数に連動しつつ、世界株式との相関を下げることによりイベントリスクを低減させる目的でデザインされており、コモディティや不動産などの実物資産や物価連動債などインフレーションに追随する資産のETFに投資。
③は「ちょっと何言ってるか分かんない」とサンド富澤的に突っ込みたくなる気もしますが、インフレヘッジの軸で機能ポートフォリオを設計しているのは独自感があります。
さっそくポートフォリオ診断をしたところ、私向けの資産運用方針は「値上がり益重視」を提案されました。
資産構成はグロース(株中心)が48%、インカム(債券中心)が37%、インフレヘッジ(実物資産中心)が15%ということで、まぁまぁ私好みではありますので、この運用方針で開始することにします。
30種類以上のETFからポートフォリオを構成
THEOのポートフォリオは、30種類以上のETFから構成されています。投資先は約70の国・地域、最終的な投資対象は20,000銘柄以上になり、分散投資によるリスク低減を図っているとのこと。
では、私向けの資産運用方針において、保有候補となるETFをみていきましょう。種類別構成は以下の通り。
国・地域別の構成は以下の通り。保有候補として、具体的なETFの銘柄リストが表示されました。
アジア・オセアニア、欧州、北アメリカを投資対象とするETFがリストアップされています。なお、私の運用方針においては、南アメリカとアフリカを投資対象とするETFは候補にあがりませんでした。
いざ、運用開始!
THEOの口座に入金し、翌日にアプリを起動してみると、私向けの運用方針に従い、様々なETFが購入されていることを確認できました。アプリを開いたついでに毎月の積立設定もしておきました。
インフレヘッジの機能ポートフォリオに、エネルギー関連株式が含まれていたのが印象的でした。THEOは他のロボアドと比べて、保有候補となるETFの種類が多いような気がします。どんなETFを購入したのか、勉強がてら調べてみるのも面白そうですね。
THEOによる自動運用の特徴としては、下落リスクを予測するAIアシスト、ポートフォリオのリバランス、投資するETFを見直すリアロケーション等の機能があるそうです。さらに、THEO+docomo なら、dポイント等のdocomoのサービスと連携して、お得に資産運用ができますよ。
ということで、THEOの積立放置プレイ、スタートです。