SBIラップ 運用成績・リバランス内容公開 (2022/9)

2022-09-12

8種類の資産へグローバル分散投資をするSBIラップの月次進捗です。積立投資によるリバランスが9/8にありました。今回はどのようなポートフォリオになっているでしょうか。

資産推移

まずは資産推移です。

評価損益率は5.03%(前月は3.79%)でした。8月は比較的多く保有していた米株と金の上昇がプラスに貢献したようです。なお、資産額が増えているのは積立の影響が大きいです。

資産構成

新しいポートフォリオをみていきましょう。

株式の比率が65%と最大。次にゴールドが20% の比率と比較的大きく占めています。その他、ハイイールド債が8%、不動産が3%、米国債券と新興国債券は共に2%でした。
株式65%の内訳は、先進国株式が32%、米国株式が31%、新興国株式が2%でした。

ポートフォリオの前月差異としては、米国株式の割合を48%→31%と減らし、先進国株を2%→32%と増やしています。ゴールドは前月と変わらず20%を維持。これら米国株式、先進国株式、ゴールドの3資産で、ポートフォリオの80%以上が構成されています。
その他資産の配分は、米国ハイイールド債は2%→8%と微増。不動産は14%→3%、米国債券は7%→2%と微減。新興国株式と新興国債券は共に2%と変わらず。といった内容でした。

SBIラップ専用ファンド(8種類)の投資先

ところで、SBIラップの投資対象ファンドは「8種類のラップ専用ファンド」ということですが、それぞれのファンドが具体的にどのETFに投資しているのか気になりますよね。 目論見書を確認すると、8種類のラップ専用ファンドの中身がわかります。

投資対象ファンドの記載から、下記が具体的な投資対象ETFと思われます。

  • 米国株式:バンガード・トータル・ストックマーケットETF(VTI)
  • 先進国株式(米国除く):バンガード・FTSE・ディベロップド・マーケットETF(VEA)
  • 新興国株式:バンガード・FTSE・エマージング・マーケットETF(VWO)
  • 米国債券:バンガード・トータル・ボンド・マーケットETF(BND)
  • 米国ハイイールド債券:iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債ETF(HYG)
  • 新興国債券:iシェアーズ J.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券ETF(EMB)
  • 米国不動産:バンガード・リアルエステートETF(VNQ)
  • ゴールド:SPDRゴールド・シェア(GLD)

投資対象ETFについて、SBIラップとFOLIO ROBO PROとの差異はほぼないですが、米国不動産ETFは、ROBO PRO はiシェアーズ米国不動産(IYR)に対し、SBIラップではバンガード・リアルエステート(VNQ)を採用しているようですね。経費率の関係でしょうか。バンガードお安いですしね!

ということで、SBIラップ、9/8のリバランス内容でした。

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